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2016年10月 6日 (木)

蒲蒲線(新空港線)の廃止・撤回を 質問しました

大田区議会 決算特別委員会で蒲蒲線(新空港線)の廃止・撤回を求め質問しました。

以下が質問の主旨です。答弁については来週に動画をアップする予定です。

 

新空港線 蒲蒲線について伺います。

 

まず初めに蒲蒲線とはどういうものか認識を確認したいと思います。

平成258月に大田区では新空港線「蒲蒲線」整備調査のとりまとめを公表しました。その中で事業費 約1080億円 事業採算性の試算結果が出され 受益相当額 年26億円。整備主体は黒字転換は24年となっています。

整備概要図です。この中で、副都心線方面からの直通列車を東急多摩川線を経由して東急蒲田地下駅まで運行可能計画とした。また、東急蒲田地下駅から新空港線「蒲蒲線」、京急空港線を経由して羽田空港駅まで運行可能な計画とした。東急蒲田地下駅では同一ホームで乗り換える計画としたとあります。

しかし、平成27年大田区新空港線「蒲蒲線」整備促進区民協議会が開かれその時の活動資料報告では事業概要が変更されていました。

東急多摩川線を複線で京急蒲田駅まで延伸するとなっています。

東急蒲田地下駅の乗り換えではなく、以前は南蒲田駅となっていましたが、京急蒲田地下駅と変更になっています。

質問します。

 現在、大田区は蒲蒲線をどのような形態で認識し協議に臨んでいるのか。そしてなぜ、途中で変更したのか教えてください。

今年4月に国土交通省が公表した答申の中で指摘している「軌間が異なる路線間の接続方法等の課題があり、さらなる検討が行われることを期待」とあります。その中で大田区が独自案を出しました。それがフリーゲージトレインです。

しかし、フリーゲージトレインは現在、開発段階で実用化されていません。試験段階で部品の不具合がみつかりました。試験再開のめどがたっていないとの報道もあります。

 今回、なぜ、実用化されていないフリーゲージトレインを大田区の独自案に盛り込んだのか教えてください。

大田区は今回の補正で新たに基金を積み立てました。

 そこで伺います。なぜ、今年度の予算に積み立てたほかに急きょさらに補正で積み立てたのでしょうか。お答えください。

 端的にお伺いします。このこと(新空港線が国の答申で高い評価したということ)は国に確認しましたか。お答えください。

今、お答えいただきましたが、直接確認されていない。ことがわかりました。

そこで私は、わが党の山添拓参議院事務所をとおして国土交通省に確認をいたしました。その中で、「『東京圏における今後における都市鉄道のあり方についての答申について』国として優先順位をつけたものではない」との回答がありました。また、420日の交通政策審議会の鉄道部会「東京圏における今後の都市鉄道のあり方に関する小委員会」の議事録を入手しました。

そこではこう書かれています。「ブロジェクトの優先順位を明示すべきであるというご指摘も頂いておりますが、優先順位をつけることではなく課題を記述することが適当だというのが当委員会の考えであるというふうに整理させていただいた」とあります。

大田区は評価して頂いたと喧伝していますが、それは大田区の一方的な解釈であるといわざるをえません。そのことは指摘をしたいと思います。

そして姿勢を見せるということで5億円の積立を行いました。

大田区が新空港線積立基金を創設したときに私は総務財政委員会で質問をしました。当時の課長の答弁は「仮に、360億円のうち2分の1ということを想定しながら、その約1割程度の積み立てを考えていきたいとは思っている」との答弁でした。しかし、現在、積立基金は約30億となりました。

当初の予定は18億円をはるかに超えました。

 大田区としていくらまで積立基金を行うのかお答えください。

明確な回答がありませんでした。あやふやといわざるをえません。

国土交通省は新空港線の新設の中で総事業費を出しています。

矢口の渡しから大鳥居区間4キロで1800億円。直通とありますので・フリーゲージが想定されていると思います。

矢口の渡しから京急蒲田1.7キロで1300億円となっています。

 現在、大田区として総事業費はいくらだとお考えですか。

わが党は蒲蒲線の見直しを求めている大きな理由の一つとして「区民の役にたたない」と考えるからです。しかし、大田区は蒲蒲線ができると大田区が発展するかのようなことを述べています。

国土交通省が出しています「鉄道需要分析手法に関するテクニカルレポート」によれば、空港アクセスにおける鉄道経路別交通量の推計にあたっては、大田区からの羽田アクセスサンプルは推定からのぞく」とあります。

理由はサービスレベルの設定が困難な地域があるためとなっています。

つまり国は大田区の利便性が上がることを証明することが困難なことを意味していると考えます。

 

 想定される蒲蒲線は国では相互直通運転を通じて羽田空港とのアクセス利便性が向上とあります。現在、東急東横線は8両または10両編成です。多摩川線の沼部・鵜の木・下丸子・武蔵新田・矢口の渡しのホームでは短すぎて止まらないと考えますが、蒲蒲線は停車するのですか?お伺いします。

大田区が出しているチラシです。

多くの事実誤認があります。この数字は平成25年に公表した東急蒲田地下駅の乗り換え方式にもとづいての事業費です1080億円をもとに算出しています。直通運転の事業費ではありません。また、経済波及効果については赤字で表示し約1400億円とPRしています。関西大学の宮本教授の算出を載せています。しかし、同じページの資料のイメージ図は直通運転の図となっています。宮本教授が算出した根拠のデーターは平成25年に公表したつまり、経済波及効果とイメージ図が違うことを意味していると思います。さらに沿線のまちづくり推進とありますが、多摩川線のほとんどを通過する直通運転で多摩川線沿線が発展するでしょうか。区が積極的な姿勢を見せるのは蒲蒲線ではなく待機児解消や医療・介護支援など区民の暮らしを支え応援する姿勢をみせることです。巨額の支出は区財政を圧迫し区民へのしわ寄せ、サービス低下を招くことは明らかであります。蒲蒲線の白紙撤回を求めて質問を終わります。

 

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