必要ありますか?議員の海外視察(親善訪問調査)
費用は2000万円
第三回定例議会中です。(9月11日~10月9日)
9月11日に海外視察(親善訪問調査)の派遣についての提案がなされました。
アメリカ・中国・欧州に区議会議員が計24名(自民16名中15名、公明12名中6名、民主5名中3名)が参加する予定です。
そして自民・公明・民主党などの賛成多数で可決されました。
共産党区議団は反対をしました。海外視察については、必要なときには行うべきとも主張しました。しかし、今、本当に行く必要があるのでしょうか。大田区民の現状はと言えば、消費税増税に苦しみ、長引く不況に苦しみ、給料が上がらない上にアベノミクスによる物価上昇に苦しんでいます。
提案理由は「実情を調査研究し、区政に反映させる」とだけあり具体的に何をするのか一切ありません。このような提案で区民が納得するでしょうか。
派遣にかかる費用は約2000万円です。この予算があれば例えば今年から保養所の補助金が削られましたが元に戻すことが出来ます。また、陳情に「ガラクタ公園にトイレの設置を」との区民の願いに「財政が厳しいから」と不採択にしましたが、このトイレの設置には同じ2000万円です。区民の願いに背き海外旅行とも揶揄されるような海外視察にはこぞって参加する自民・公明・民主党の区議では区民の願いは実現できないと思います。
参加される議員はこちらです
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