(仮称)大田区公共の場所における客引き客待ち行為等の防止に関する条例のパブリックコメント始まりました
22日、防災・安全対策特別委員会の報告の中で「(仮称)大田区公共の場所における客引き客待ち行為等の防止に関する条例」案のパブリックコメントの実施についてがありました。
都内では豊島区、新宿区、立川市で同じような条例がありますが、
ポイントは2つ
①客引きだけでなく客待ちも対象にする
②過料5万円
です。
担当者から説明を受けて私も何点か質問しました。以下が主な点です
福井:客待ちと判断する基準は何か?「友人を待ってます」と答えられたときどのような対応をするのか
担当課長:遠くから動向を確認して総合的に判断します
福井:新宿区などは指導にとどまっているがなぜ、大田区は過料5万円と踏み込んだものになっているのか
担当課長:過料5万円を設定することにより悪質な行為を取り締まれるようになります
条例の運用(イメージ図)によれば
違反行為→指導→警告→勧告→①意見聴取→公表
②弁明の機会付与→過料(5万円)
一番初めの行為は「指導」になります。この「指導」については職員だけでなく区長から委嘱された区民もこの指導ができるようになります(研修あり)
今も、東京都の迷惑防止条例(正式名称:公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例)などで取り締まっています。
24年は26名、25年9月末までで25名が蒲田駅周辺で客引きを行い検挙されています。
私は取り締まりの強化で対応できるのではないかと思っていますが、担当課長の説明では「この条例で悪質な客引きが取り締まれる」とありました。
罰則の強化ではなく地域での監視の目をつよめ、「この地域では違法行為は許さない」姿勢を見せることが必要だと考えます。
ぜひ、みなさんの意見をお聞かせください。
大田区のパブリックコメントはこちら ↓
http://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/chiiki/bousai/kikikanri/kyakuhiki_iken.html
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