旧トーヨーボール解体工事説明会
12月11日夜、旧トーヨーボール解体工事(アスベスト関連調査・対策工)住民説明会が現地(作業員詰所)で行われました。
解体業者の㈱竹中土木とクロスチェック調査を行った㈱オオスミが、説明を行いました。
結論からいいますと不安は解消されませんでした。
住民の一番の心配事のアスベストがどの場所にあり適切に処理されるのか。このことに対してクロスチェック調査の目的(配られた資料に明記)が「既往調査の内容に制約されることなく石綿使用が不確定な部材について定性・定量分析を実施する」と銘打っているに関わらず、既往調査で含有なしとしているところは無いとみなし調査が行われていないなどが浮き彫りになりました。また、前回の説明会でB1FのエレベーターホールについてLV3(飛散性はないがアスベストが含まれる)となっていたものが、今回はLV1(アスベストが含まれ飛散性がある)になっているなども分かりました。
解体業者は「住民説明会を行ったので明後日から工事を再開する」と発言しました。私は、この説明会で住民に対して不安が解消されないのに型どおりの説明会したことを口実に工事を再開する。先に工事再開ありきがみえみえだと思いました。
この問題では、昨日、住民の会の方と一緒に大田区環境清掃部長にこの問題で住民の皆さんの署名(1118筆)を手渡し、「①第三者機関のアスベスト調査②業者の住民説明会③住民の理解を得ての工事再開」を申し入れました。対応した部長は「皆さんの不安な気持ちは分かりました。区長も心配しています。安全第一でとりくんで行きます」と回答しました。
命に関わる問題です。住民の会のみなさんと一緒に不安を解消し安心、安全なアスベスト除去、解体工事にするよう運動を続けていきます。
写真①工事説明会の様子②区への署名提出
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